セールの時期は忙しくて大変だけど、盛り上がって楽しい!

シーズンが終わりに近づくと、少しずつ他のショップもセールの準備をしています。季節の終わり目のタイムセールはすこぶる大変なんです。

声を大きく張り上げて叫ぶようにアピらないと、ライバルショップの店員のアピールに出遅れちゃうからです。とは言うもののかすれたような声だとかっこ悪いです。ショップスタッフはほぼ全員でセールのときは気合を入れて呼びかけます。

そのうちお客さんが足を止めてくれたときにはショップスタッフが1人ずつ対応しに行きます。呼び込む際は秘策があります。立札一つでもかわいいデザインならば気になって頂けますし、半額!という言葉のみ考えてもいかに他店より際立つ立札を作成できるかが大事で、セールの前よりその勝負は始まります。

セールの中にもタイムセールがあります。30分~1時間以内のみ元々のセール品が益々お安くなることもあるんです。そのタイムセールでは非常に力を入れまして、ショップ店員全力でタイムセール中ですと大きな声でアピールを続けます。周りのお客さんもタイムセールに引き付けられて

安そう!

って次々に入店してくれるので、それも面白いところです。

レジ待ちのお客さんの列もグングン行列になっていき、タイムセールならではのやりがいもあるんだな、と思うこともありました。

セールというのは売れ残り商品を売りさばく訳ですが、その中でも良質なアイテムを安価で購入したいお客さんがセールの季節を狙ってくるので、魅力的な商品は数多く売れ残っているんです。ですから早い者勝ち!それ私の!!みたいにはなりませんが、セール時期においてはこれも、あれも、とお客さんの光る目が素晴らしいです。

そして、その日のタイムセールが終わって閉店後のレジ清算はドキワクの瞬間です。いかほど本日の売り上げができたのか確認して、目標に達成できてたら全員でキャッキャッ言います。

セール時期は終始時間外労働がどうしようもないとはいえ、そのときの女子トークも楽しみの一つです。

「あの服売れ残ったらあたし欲しい~」

「このモールで最も繁盛した店じゃない?!」

といった会話が何よりも面白いこと。

明日は一段とお客さんをゲットしようね!と立札をぐっと改善するスタッフもいました。そんなにデコしちゃってやりすぎでしょ!ってツッコミたいくらいにキラキラにデコりまくっていたから思わず笑ってしまいました(笑)

その前に

「しかし疲れたな~」

という言葉がみんなの第一声ですが、セール時期は体力が必要になりますので、ライバル店に負けないように、全力で売ります。その結果お客さんが足を運んでくれると大成功なんですね。それはショップ開店よりずっと連続する訳ですから、やっぱり疲れます。

しかしお客さんが増えればお店の雰囲気も盛り上がって行くので、盛り上がりがあるお店の方がお客さんの来店が大いです。したがって、ほんの一人でも多くのお客さんを掴むため全員必死ですよ。セールやタイムセールはテンションが上がるので従業員もやりがいあるし、何と言ってもお客さんに一番エンジョイしてもらえるようなお店に!それを一番心掛けています。

某観光地でアパレル店員をしていたときの話

某観光地で勤務していた際、旅行で足を運んだお客さんに感謝されたことがあります。

「東京ではほとんど見たことがないブランドだね」

「今の時期には良いね」

と仰られ、嬉しく感じていたのでした。

「アジアン系のお店もありますよ!」

って話をすると新鮮なのか、

「そのお店はどちら?教えて頂けない?」

と言われましたので、マップを広げだしたので、更に大きくしたマップを出して

「この抜け道を行けばと近道なんです」

と教えてあげると、とても感謝しておりました。

そういった一時が最高に楽しいときでもあります。自身のお店の商品をホメられれば当然ありがたい訳ですが、でもその観光地の事を知ってくれるのはもっと幸せな事なんです。

そしてアメカジ系のお店や子供服の商品を置いている店舗もありましたから、そちらのショップ店員とも繋がりがありました。ですのでファミリーで来られた方にはアメカジ系のお店も紹介していたのでした。とっくにアメカジを把握しているお客さんで、子供のアメカジが存在する事を知るやいなや、期待して向かわれるお客さんもいましたので、よろこんでくれてるかなって、その知人スタッフのことを考えていました。

観光地には様々なお店とか観光スポットが存在するから、学習の毎日でしたが、トラベルで訪問するお客さんが多いので、なるべく良い穴場とか観光スポットを休みの日に自分で探し出かける事が多い日々でした。

「この土地に遊びに来て楽しかった」

と仰られることが実にハッピーなことなのです。観光地の良い所も認知してもらえますし、ファッションについてもホメてもらえるのはやはりうれしいのです。

これまで以上にその観光地に旅行で来てくれる方が増加して、自分の務めていたお店も発展したら理想的だと考えています。当然、観光地の役にも立ちますからね。 ファッション店員という形でライバル店を教えるのはおかしいと思われる可能性もありますが、いい物はいい、とハッキリと教えてあげる心は失いたくないと思っています。

お客さんに頂いたものとは?

ほぼご婦人の女性ですが、よく頂きものをくれます。そのようなお客さんより頂きものというものは頂けませんって当初は丁寧にお断りしていたけれど、断ることって逆に失礼だと気づき、近頃は感謝して貰うことにしています。

そして、お客さんの感性のよさもあり、高いものではないんだけど、これ良いね!って使えるお品が沢山あります。

季節関係なく差し入れしてれてありがたいのはデパ地下で売っているお菓子です。しかもそこで売っているお菓子は様々な野性動物のデザインのお菓子なので、すごくカワイイんです。

あと、「いつも洋服を触ってるから手が荒れるんじゃない?」

てっ仰ってくれて、某メーカーのハンドクリームをくれたときは心底うれしい気持ちでした。 水仕事はしないですが、衣類を販売しているファッションショップでは、衣類との摩擦があります。しかしささくれとかあったら接客業はできませんし、ネイルサロン等に通い詰めの従業員が多いのです。ですから上質な香りがするハンドクリームとかネイルオイルを貰ったときはまじに活用できるし、幸せ~って思います。このお客さんは観察力すごいなって思いいつも感心してしまいます。

お客さんからの嬉しい言葉とは

季節の変わり目になると来店してくれるお客さんが結構います。こういったお客さんは自分達の扱っている商品を気にいってくれていますから、すごくうれしいですし、シーズンオフになって、新しいシーズンになると、次はいつ来てくれるかなっていつも楽しみにしてました。

そのようなお客さんから聞いてありがたい言葉は、例えば、

「このお店の商品はやはりファンタスティック!」

「やはりこのお店じゃないとダメで、他店だと買いたくない」

といったセリフです。これはスタッフ冥利につきます。

帰り際に丁寧に声をかけてくれて「ありがとうね、また来るね」なんていう風に言われると心からそのお客さんを大事にしなければいけないな~って店内全部がほっこりしています。そんで次いつ来るかな~、まだ来ないのかな、という風にシーズンが到来したばっかりは胸がドキワクしています。

職場の女子トークでは恋バナで盛り上がって楽しい

休憩中は女子トークの中で恋愛話が盛り上がります。女の子が集まるのですから恋バナしない訳がないんですよ。近頃は彼氏と喧嘩したとか、結婚したいとかの話題が飛び交っています。

しかし出会う機会無いっていうのもレディース物のショップならではの悩みでして、男性の卸売業者が来ようもんなら、ほぼ全員駆け寄ってチェックしています。その速さときたらかなりすごいから見ているのも怖いです(笑)

それから女子トークの中ではダイエットに関しての話題も良く出ます。際立ってどのようなダイエットがうまく行くかや、今流行のダイエットはどのようなものか、みんなすごく勉強しているんだな~って感心します。ダイエットがうまく行った人はそのサクセスストーリーとかコツを仕入れたりして次の日から真面目に実践している、という風景は珍しくありません。

そして、偶に研修生という形で新人の男子が入って来るんですが、そんな時はみんなチェックを欠かしません。だからその男子は俺モテるって錯覚しているところが面白いです。しかしやはりみんなねぶみしがちだから粗探しなんかしちゃって、最終的に恋愛に発展しないことも多いみたいです。

偶にそういう男子社員と仲良しになって、食事とかしてお付き合いすることになっても、仕事場においてはその関係は秘密にします。周りの空気が悪くなるのが手に取るように分かるから。自分、本当はその男子とお付き合いをしています。すごく優しくて、容姿はまずまずで頼れる人なのでこっそりみんなが分からないときに手を結んだりしたらドキドキしてしまいます。

アパレルショップで働いて驚いたこと

アパレルショップで働くなら、自身のお店の服装をしなさいと、新人の時分言われました。しかも驚いたのが、あまり売れない、あるいは良く売れる洋服は自己負担で買って着ながら接客することです。身に着けている商品が売れたら自身の実績になります。

それと洋服を売っているので従って、仕事場は女子ばかりです。ですので、女子の仕事場は恐ろしいといった印象がありますが、実態は陰口とか、仲間外れが無かったと言えば噓になります。

嫉妬だと思うのですが、対象になり易いのは常日頃ニッコリ顔の女子です。見た目もスタイルも経歴も一般的ですが、恋人がいて、まずまずお洒落な女子です。心底平凡な女子ですが超リア充で傍から見てると輝いている女子です。

当人の目の前だと誰もなにも言えませんが、裏では陰口が起こります。当人はそんなの全く気づいていないから、尚更陰口がひどくなって、隣にあるお店にも広がってしまうこともありました。

ですので超リア充で傍から見てると輝いている女子はやはり陰口大好きな女のターゲットされてしまうことがあります。